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帰りの電車で思う事

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「Tokyo Designers Week」

先週の日曜(11月2日)に、明治神宮外苑で行われた、Tokyo Designers Weekへ、行ってまいりました。
今年で23年目の国内外のデザイナーや、企業、大使館、学校などが参加をする。日本最大級のデザインイベントだそうです。

「100%Design Tokyo」などのコンテンポラリー・インテリアデザインの国際見本市を、中心に、多彩なデザインイベントや美術大学などの学生展などを、5日間、同時に開催しているイベントです。

今年のテーマも去年に引き続き、「愛」であり、『「LOVE」地球を愛す、人を愛す、モノを愛す・・・その愛のカタチをつくるために、デザインにできることって何だろう?』と、いうテーマでした。
あまり、大々的にそのコピーが謳われていたわけではなく、会場で、丸いボタンにハート型のくぼみの付いた「LOVEボタン」が配られていたりしました。
エコロジーや、ユニバーサルデザインなどのような「思いやりのデザイン」が、求められて、広がっていくことが出来れば、それは社会全体の心の広がりにもなる。
そんな考えが、「Love design」なのでしょう。
また、そういった人や社会を昇華させるという観点で「デザイン」が語られることこそが、大きな意味を成しているのだとも、思えました。

会場内の「CONTAINER GROUND」というコーナーでは、
東京ガス・Levi’s・コーセー・NIKEなどが、「ガスによる新たな建築」、「数字501をテーマにした写真」「色の重なりの美しさ」「NIKEのデザイン」など、企業独自のオリジナルな切り口で、コンテナの中の空間を作り、その展示を行っておりました。
展示のそれ自体では、企業の情報や、商品の詳しい紹介などは無く、「広告」的な役割というよりも、デザインイベントへの協賛を、しているというような雰囲気を受けました。

また、会期に合わせて、神宮外苑絵画館前の特設ドームでは「IQ × SOMARTA MICROCOSMOS」という、展示が行われておりました。
トヨタの新型車「IQ」を、ファッションブランド「SOMARTA」が、特別塗装や、インテリアデザインを施した、世界に1台のスペシャルプレミアムカーを中央に展示した構成で、ファッションの新作品、映像、音楽が神秘的にシンクロしたインスタレーション作品だそうです。
商品の展示自体に、「アート」という枠を利用し、この展示自体に、「インスタレーション作品」というカテゴリー付けを行っています。
そして、この展示は、今後、十和田美術館(青森)、森アーツセンターギャラリー(東京)、サントリーミュージアム(大阪)、石橋美術館(福岡)の、全国4カ所の美術館を巡回する予定だそうです。

それも、「商品ディスプレー」を、「アート展示」として昇華させることで、この展開が出来たのだと思います。
また、美術館という場所での展示が行えることで、商品の価値を非常に高く演出することが出来るので、この展開は非常にブランドイメージの醸成に効果があると思えます。

こういった「商品展示」や「広告」自体に、人を引き寄せる価値を演出する事は、
既存の「コンテンツ」に枠を付けて、押し付ける形ではなく、
ターゲットが自ら見に来てくれる形での、より能動的な意識を持たせた告知を可能にします。

「広告」は、それ自体は「デザイン」であり、「アート」では無いと思います。
しかし、時と場所、そしてターゲットによっては、「求めている情報」になり、
また、その告知の方法によっても、ターゲットの「価値のあるもの」へと昇華させる事が出来る。

「広告」それ自体が、「コンテンツ」として機能する工夫は、クライアントにとっても、ターゲットにとっても、winwinとなるものであり、
そんな工夫やシステムを作りたいと、改めて思いました。
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